• 2010.08.04 Wednesday
• 裏方日記
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先日・・・
動物病院に併設されているペットホテルに預けていた
飼猫を引き取りにいったら原因不明で死んでいたという
とても悲しい話を聞きました。


この時期は帰省や旅行に行く方が多く、
ペットホテルは混んでいます。

普段からお出かけをしていない猫は、
自分の安心できるテリトリー（家）から出され、
犬の泣き声や、知らない人間に囲まれるということは、
猫にとっては恐怖でしかないので、
神経質な猫をペットホテルに預けるのはお勧めしません。

１泊程度だったら、
熱中症にならないようにエアコンをつけて、
新鮮な水が飲めるように、
お風呂場か手洗いの水をチョロチョロと流して
自動餌やり器をおいておく方が良いです。

長期不在になる場合は、
訪問してくれる近くのペットシッターに依頼する方が、
猫はリラックスして￥非常に良いのです。


今は、ネットに繋ぐ動画カメラも安くなり、
旅行先から動物の様子が見ることが楽になりましたので、
お盆に旅行に行かれる方は、少し検討してみてください。




動物病院の先生は、全員医学の知識はあります。
ですが、全員が猫の生態に詳しい訳ではありません。

小さいケージで小さく丸まっている猫が、
具合が悪いのか、怯えているだけなのか
その猫と付き合いが短い人間が理解することはとても困難です。

動物病院併設のペットホテルだから安心！
とはいえないのが実情。


みゅー様のケースから解るように、
患者として診察を頼んでも、
猫の気質によっては誤診を受けてしまうのが実情なんです。


育児書の通りに子供は育たないように、
例外は沢山あるというか、世の中は例外だらけ。

飼い主も獣医も本やネットに書いてあることを鵜呑みせずに、
目の前の動物のことを、よく観察してあげることが一番大事。


同じ過ちが繰り返されないことを、切に祈っています。