猫の幸せってなんだろう?

今日はちょっと重い話です。朝からスミマセン。


みなさんは、
猫の幸せの形を考えた事ありますか?

猫茶家店主は、小さい頃から沢山の猫や犬に囲まれて育ち
家族というか居て当たり前の存在だったのですが、
何度かまじめに考える機会がありました。

店主の家が火事になって全焼した時。
猫カフェを開業した時。
愛猫ミュー様の延命治療をしていた時。
はな女王様にガンが見つかった時。

どれも綺麗事じゃすまない問題で、真剣に考えました。

一つだけここではっきり言える答えは
猫によって幸せの形は違う!


正解なんてどこにもない問題も沢山ありますが、
ちゃんとその猫の生活環境や性格をみて、
その猫にとっての幸せの形を真摯に考える事が大事だと、
猫や獣医さんたちから学びました。

猫を飼った事が無い人はもちろんですが、
猫を1匹だけ飼育してらっしゃる飼い主さんも
かなり思い込みで目を閉じてしまっているケースが珍しくありません。
非常に残念です。


三毛猫のあやめ姫は、愛護センターに捕獲された元外猫。
愛護センターの段ボールに入っていた三毛猫アヤメ姫
愛護センター(保健所)の段ボールに入れられて
動物病院に搬入されているところに遭遇

あまりの可愛さに、
看護士さんにお願いして離乳まで面倒を見てもらいました。


外を楽しい物だと認識している猫は外出したがりますが、
外を知らず家の中で満足している猫は出たがりません。


しかし、外に出たがる猫を飼ってる飼い主さんは、
全ての猫は外に出るのが幸せだと信じて譲らないので、
ちょっと対応に困る事があります。

猫の数だけ、色んな生い立ちや性格があります。
十人十色(十匹十色)です。

KS PROJECTさんに、猫逃亡柵をつくってもらったのに、
うちの猫達はだれも外に出たがりません。(苦笑)


猫茶家にいる猫を外に放すということは、
温室で育った蘭を、公園の花壇に植えたり、
平和ボケした日本人を、
単独で武力紛争状態の国に置いてくるようなものです。

猫カフェでお勤め中の三毛猫あやめ
家の中では勇ましくても、外は怖いニャ

現在、環境省や動物愛護センターの指導では、
猫は完全室内飼育が推奨されています。

ですが、
外での自由生活を満喫している野良猫を捕まえて、
無理に室内飼育するのはオススメしません。
※立夏の兄弟もいましたが、
 兄弟は家猫になる事を拒否したので野にリリースされています。


猫茶家店主は、猫カフェを開店する前から
外に帰りたいストレスで円形脱毛が起きる猫や、
元の飼い主に捨てられて心の病気になった猫など
いろんな猫に接する機会がありました。

だからこそ今ではいろんな視点で見る事ができますが、
普通に暮らしていたらそんな特殊なケースに遭遇する事は稀。



いろんな人の話を聞いて
自分の目でいろんなものを見て、自分に出来る事をする。

自分に出来ない事は、人に強要しない。←これ重要


愛護活動の最後は、
色んな人間の誤解と偏見と思い込みの戦いになることが多いです(爆)

マンチカンレオンのお願い。僕たちの個性も考えてネ!
ボクはちょっとギスギスした環境にいたので、
つい人の顔色を気にしちゃうんです。
いつもおどおどしていてごめんニャ!



ドイツは、動物愛護の先進国です。
http://www.alive-net.net/law/wadai/Germany1.html

http://www.tierschutzbund.de/

動物を飼うには高い税金とれらるらしいけど、
それがちゃんと生かされるならば払ってもいいなと思います。


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Comments:2

店主 2010/06/11 11:05 PM
>ニャンサマ
コメントありがとうございます。
あまり知られていないですが、
猫も心の病気になる事があると広く知って欲しいところです。
ニャン 2010/06/11 07:29 PM
 人もそうだと思うが無理矢理な事をさせられた結果に病気や怪我、事故になるのだと思います。
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猫についての豆知識 > 猫の幸せの形

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